2018年9月25日火曜日

インフルエンザの予防接種についてQ&A


インフルエンザの予防接種についてQ&

・他の予防接種との接種間隔は?

   →麻疹、風疹、BCG、おたふくかぜ、水痘は27日以上あけてインフルエンザワクチン接種が可能

   →日本脳炎、肺炎球菌感染症、ヒトパピローマウイルス、Hib感染症、ジフテリア、ポリオは6日以上あけてインフルエンザワクチン接種が可能

   →インフルエンザワクチンは6日以上あけて上記のワクチン接種が可能

※医師が必要と認めた場合は2種類以上の予防接種を同時に行うことができます。小児科の先生に確認してみて下さい。

※熱性痙攣は3ヶ月後に接種可能


・子供はどうして2回接種するの?

   →子供は免疫が未熟なためワクチンの効果がつきにくい。生後6ヶ月以内の赤ちゃんはお母さんからの免疫が残っているため、インフルエンザにはかかりにくいと言われている。


・大人は2回接種しなくても良いの?

   →大人であればすでに免疫が一度作られているため、一度の接種で十分免疫がつく。時々2回希望される人がいるが、1回で十分なことは研究で証明されている。


・ワクチンの予防効果の持続期間は?

   →個人差がありますが、一般的には接種後2、3週間目頃から5ヶ月間程度効果が持続するとされている。


・子供が予防接種を1回しか受けないのは意味がない?

   →1回接種でもある程度抵抗力はつきます。受けないよりたとえ1回でも受けておいた方が良いでしょう。


・予防接種を受ける時期はいつ頃が良い?

   →抵体ができるまでに3、4週間かかるので、インフルエンザが流行る1月までに抵体をつけておくとすれば12月中旬頃までに接種することが良い


・子供の2回目接種の期間は?

   →なるべくに近い方が効果は良いので3週ぐらいあけるのがベスト


・予約取れなくて2回目が4週以上あいてしまう…

   →それでも2回目受けないよりは受けた方が良い


・卵アレルギーの人の接種は?

   →インフルのワクチンは卵の卵白や卵黄そのものを使って製造されるわけではない。火を通した卵が食べれる人は大丈夫。


・授乳婦の接種は大丈夫?

  →インフルエンザワクチンは不活化ワクチンのため病原性をなくしたウイルスの成分を用いているため、体内で増える事もなく母乳を介して赤ちゃんに影響を与えることもない。


・妊婦の接種は大丈夫?

   →授乳婦と同じく、特に制限はありません。

以上は目安で必ずしも全ての方にあてはまるわけではありません。気になることがございましたら個別に医師にお尋ねください。
                                 事務 勝村